瑞穂市本田のふくた眼科クリニック|眼科・白内障・コンタクトレンズ

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中心性漿液性脈絡網膜症

<発病年齢>

20~50歳(中でも30~40歳)の人に起きやすく、また、女性よりも男性の発病頻度が高くなっています。

<発病原因>

過労・睡眠不足・ストレスなどが溜まったときに発病しやすい傾向があります。
また、上記の発病年齢や原因からみて、働き盛りの人が仕事で無理が重なったときに起こりやすい病気とも言えます。

<症状>

1.視力低下・・・網膜剥離のために網膜細胞の機能が障害され、視力が低下することがあります。
2.中心暗点・・・黄斑の網膜細胞の機能低下で、視野の中心部分が周辺部に比べて暗く感じることがあります。
3.変視症・・・黄斑の水ぶくれのため、物がゆがんで見えることがあります。
4.小視症・・・物が小さく見えることがあります。
5.色覚異常・・・実際の色と違って見えることがあります。
6.遠視・・・水ぶくれの分だけ網膜の位置が前に移動し、軽い遠視になることがあります。

治療方法

何も治療せずにいても3~6カ月すると自然に改善する病気です。
ただ、経過が長引いたり再発を繰り返していると、視細胞の機能が低下して、水ぶくれがひいた後(漿液が脈絡膜に吸収された後)も、視力が元に戻らないケースもあり、その場合はしっかりとした治療が必要です。
治療は主に、色素上皮機能の改善を早めて網膜内に溜まっている漿液の吸収を促す目的で、レーザー光凝固術を行ったり、内服を服用します。