瑞穂市本田のふくた眼科クリニック|眼科・白内障・コンタクトレンズ

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白内障・緑内障

白内障について

白内障とは、眼球内にある水晶体(レンズ)の中身のタンパク質がさまざまな原因で変性して濁った状態のことを言います。
正常な水晶体は透明で光をよく通しますが、白内障により光の通り道が濁ると、光がうまく通過できなくなったり、乱反射して網膜(フィルム)に鮮明な像が結べなくなり、視力が低下します。

  • ものがかすんで見える。
  • 明るいところで見にくく、眩しく感じる。
  • 眼鏡が合わなくなる。
  • ものが二重三重に見える。

このような症状がでることがあります。

治療方法

母親の胎内で風疹に感染するなどが原因の先天性、目のケガや薬剤の副作用による外傷性、糖尿病やアトピー性皮膚炎、ぶどう膜炎などの合併症といろいろな種類があります。
その中で多いのは加齢による老人性白内障で、白内障と言えばこれを指します。

日常生活に支障がない程度の軽症の場合、点眼薬や内服薬により、白内障の進行を遅らせます。
(進行防止の目的で、症状を緩和したり、視力を改善させるものではありません。)
白内障が進行し、日常生活に不自由を感じるようであれば、水晶の濁りを手術で取り除きます。
手術では、濁った水晶体を超音波で砕いて吸い取り(超音波乳化吸引術)、レンズ(眼内レンズ)を入れるという方法で行います。
水晶の濁りは手術で取り除くのが唯一の方法ですが、年齢、職種などにより、必要とする視力にも違いがありますので、手術を考えるときは医師とよく相談しましょう。

当院では、白内障の日帰り手術を行っております。詳しくはコチラでご紹介しております。

白内障日帰り手術

白内障日帰り手術について

「ふくた眼科クリニック」では、日帰り白内障手術を行っております。

恩田 健先生(非常勤医師)が、毎月1回当クリニックに来られて、10~15名の患者様の白内障手術をされます。
ご希望の方はご予約ください。

日帰り手術の日程について

【今後の予定】

4月16日(火) 午前
5月14日(火) 午後
6月5日(水) 午前
7月9日(火) 午後
8月21日(水) 午前

ご希望の方、ご不明な点などございましたら、お気軽にご相談ください。

手術決定までの流れ

  1. 視力測定、眼圧測定など基本的な検査を行います。
  2. 視力検査にて視力低下がある場合、本人様の見づらさの訴えがある場合は、眼底検査を行います。
  3. 眼底検査の結果、白内障手術が必要と判断された場合、手術についての簡単な説明・簡単な検査を行います。
    その後、手術前の検査(オリエンテーション)の予約を取ります。
    ⇒ 眼底検査は、瞳孔をひらくための目薬を使用し普段確認できない部分を診察するために行います。
    痛みなどはありませんが、瞳孔が広がるまでに15分から30分かかります。
    また検査後は瞳孔がひらいているため、個人差はありますが、4~5時間見づらさや眩しさが起こります。
    目薬の作用がなくなれば自然に元にもどります。

手術前検査で行うこと

検査当日は、1時間から1時間半ほどかかります。

  1. 視力・眼圧など手術に必要な検査を行います。
  2. 診察を行い院長から手術についての説明を行います。
  3. 看護師から手術前・手術後の日常生活の注意点などの説明を行います。
    ※②③は状況に合わせて前後することがありますのでご了承ください。
  4. 手術の3日前から使用する目薬を処方します。
    ⇒ 手術4日前にお電話で点眼のご案内をしておりますので、それまで大切に保管をお願いいたします。

手術日の来院時間

☆手術の4日前の朝、手術当日に来院していただくお時間をお電話にて連絡させていただきます。

手術当日

・ご処方する目薬は、午前手術であれば当日朝まで、午後手術であれば当日のお昼まで使用します。
・当日は手術までの準備に2時間から3時間かかります。

  1. 指定された時間に来院してください。
  2. 問診を伺い、手術前の点眼・検査を開始します。
  3. 血圧測定をします。
  4. 診察・処置を行います。
  5. 手術着に着替えます。
  6. 手術をきちんと行うための目薬を何度か点眼し順番までお待ちいただきます。
  7. 手術前の最後の処置・点滴を行い手術室へ入ります。
  8. 手術は5分から10分で終了です。
  9. 手術が終了したら眼帯をします。
  10. お会計を行い、薬剤師様から薬の説明を聞いていただきご帰宅となります。
  11. 診察は手術翌日、2日目、4日目は来院していただき経過が良好であれば翌週に診察させていただきます。その後は順次間隔を空け診察させていただきます。

緑内障について

緑内障は、何らかの原因で視神経が眼圧によって障害され、視野(見える範囲)が部分的に欠けたり、狭くなっていく病気です。
自覚症状はほとんどなく、進行してくると視野が周辺や中心からずれたところから欠けてくるのですが、視力はなかなか落ちてこないので気付きにくく、放っておくと失明する恐れがあります。
視神経の障害の原因である眼圧とは、眼球の内圧のことで10~21mmHgが正常とされ、これが21mmHgより高いと次第に視神経が障害されてくると考えられていました。
しかし近年、眼圧が正常範囲にあるにもかかわらず、視野が欠けていく正常眼圧緑内障(NTG)が日本人に多い緑内障であることが分かり、注目されています。
40歳以上の20人に1人が緑内障であることが分かりましたが、自分では気が付きにくいため、ほとんどの方が治療を開始していません。

緑内障で視神経が一度障害とされると、一度失った視野は元に戻すことができないため、早期発見、目薬や飲み薬、手術などで眼圧をコントロールする早期治療が重要です。
40歳を超えたら年に一度は、眼科で検診を受けることをおすすめします。
また、人間ドックなどで視神経乳頭陥凹を指摘された人は、眼科で緑内障の精密検査を受けましょう。

治療方法

緑内障の治療の目的は、病気がそれ以上進まないようにすることです。
そのために、眼圧を低くコントロールするという治療を行います。

通常目薬で治療します。目薬だけではうまくコントロールできない場合は、レーザー治療や手術を行います。まずはお気軽にご相談ください。